樹木

ヤマボウシ

ヤマボウシ

学名

Benthamidia japonica

植物分類

ミズキ科 ヤマボウシ属

園芸分類

落葉高木

特徴

樹高10mほどになる。
本州から四国、九州、および朝鮮半島、中国に分布する。
樹形は、直幹または株立ちで自然に整う。葉は対生し、楕円形または卵円形で全縁。
初夏にハナミズキに似た花を咲かせる。花色は白とピンク色。
正確にはこれは花弁ではなく、総包片といわれる特殊な葉。
本当の花は淡黄色で小さく、多数が球状に集合する。
秋には大きな赤い実ができ、紅葉も美しい。

ヤマボウシの育て方

日当たりがよく、適度な湿り気のある場所に植えるとよい。
夏の乾燥に弱いので、植え付け前に腐葉土などを多めにすき込み、水持ちをよくしておく。
株元をマルチングするのも効果的。
剪定は、落葉後に花芽を落とさないように気をつけて行う。
夏の剪定は、不要な枝や徒長枝を切り戻す程度にとどめる。秋のウドンコ病には注意する。

6月、花弁状の総包が開く

花弁に似た、4枚の総包片

9月下旬、実が色づく