満開のノイバラ
我が家のガーデニングで初夏といえば、一番に思い浮かぶのがこのノイバラ。
6月下旬、見事に花開きました。スッキリポールという、家庭用の電柱のようなものに誘引しています。
庭の雰囲気には合わないスッキリポール。
ノイバラが茂ると、ポールが上手い具合に隠れてそれこそスッキリ。
見せたくないものを隠す工夫は、ガーデニングでも大切なことかもしれませんね。
南側ボーダー花壇
![](https://omasa.org/wp-content/uploads/2020/06/earlysummer01_02-750x564.jpg)
ガーデニング真っ盛りの7月上旬、鉢植えのバラが咲き始め、ボーダー花壇の宿根草も花盛りです。
ペンステモンとコモンセージの紫、アストランチアのピンク、マトリカリアとジギタリスの白。
ボーダー花壇には少々狭いスペースですが、それでも草花は頑張ってくれています。
みんな、今年も花を咲かせてくれてありがとう。
南側、ダブルボーダー
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さあ、庭の中に入ってみましょう。
バラはまだ蕾のものが多いですが、ラベンダーは花穂が伸びてきましたね。
スモークツリーの銅葉がなかなかいい感じです。
左奥の斑入りイワミツバは、少し茂り過ぎてしまいました。
奥行きを感じさせるには、もう少し葉を整理した方がよさそうです。
木も草花もあっという間に成長し、思い描いていた形をキープするのは至難の業です。
美しい庭を保つには、時間、体力、そしてガーデニングへの情熱が欠かせないと言うことでしょうか。
ボーダー花壇の植栽
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近くで花壇を見ると、またちょっと違って見えますね。
これがまたガーデニングの面白いところです。
先ほどの写真には写っていませんが、アムソニアの青い花やブロワリアの紫の花が綺麗です。
グラミスキャッスルやホワイトグルーテンドルス、マサコなんかのバラも、ちらほら咲いてきました。
それにしても、ルッコラはちょっと植え場所を間違ってしまいましたね。
もう少し後ろに植えてやらないと、アンバランスです。失敗、失敗!
ガーデニングはバランスが命ですからね。
スタンウェル・パーペチュアルとボーダー花壇
![](https://omasa.org/wp-content/uploads/2020/06/earlysummer02_02-750x564.jpg)
手前に見えるバラは、スタンウェル・パーペチュアルです。
オールドローズらしい優しい雰囲気があります。早咲きの品種で、6月中旬にはこのとおりです。
ボーダーのバラは、まだ殆ど咲いていないようですね。
ジギタリスやホワイトバレリアンなどの、白い花に混じってアゲラタムの紫、ラムズイヤーのシルバーリーフが目につきます。
スモークツリーの銅葉が、庭にちょっとした変化を出していて面白いかな‥。
出窓の下
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日当たりのよい出窓の下には、バラとラベンダーを植えています。
バラはジョン・クレア、キャサリン・モーレー、スピリッド・オブ・フリーダム、ジャック・カルチエ、ブラザーカドフィールなど。
いずれも四季咲きで、繰り返しよく咲きます。バラとラベンダーとの相性は抜群で、個人的にもお気に入りのコンビネーションです。
手前に見えている白い花はホワイト・バレリアン。
初夏から秋にかけて休むことなく咲き続ける、ガーデニングにはお勧めの宿根草です。
秘密の花園?
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秘密の花園風のアングルで‥。
正面奥に見える白いバラは、アルバ・セミプレナです。
手前左下のバラは、ジョンクレアとキャサリン・モーレー。
スモークツリー‘ロイヤル・パープル’にはたくさんの花がついていますね。
ガーデニングには強い味方です。
同じ庭でも、写真の撮り方次第で別物のように見えることがあります。
普段入り込めないような場所から、シャッターを切ってくれた夫に感謝です。
アーチの先
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アーチを抜けると、今までとちょっと違った雰囲気になります。
多少日当たりが落ちることもあって、耐陰性のある植物が目立ちます。
右に見える白いバラは、陰でもよく育つアルバ・セミプレナ。
ブルネラやアストランチア、斑入りイワミツバ、アスチルベ等々。
和のテイストもちょっぴり入った、お気に入りのガーデニングコーナーです。
東側ボーダー花壇
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更に進むと、今度は家の東側に当たる庭です。
ここで中心になるものは何と言ってもパーゴラのポールズ・ヒマラヤン・ムスク。
その年によって開花時期にばらつきがありますが、6月下旬から7月にかけて株一面にピンクの小花を咲かせます。
この写真を撮った年は春が遅く、ガーデニング真っ盛りのはずの7月上旬でもチラチラ咲く程度でした。
スモークツリー‘グレイス’の銅葉が庭に変化を加えています。
満開の東側ボーダー&ランブラーローズ
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この年にはポールズ・ヒマラヤン・ムスク、7月上旬に満開になっていますね。
左上に見えるヤマボウシにも花がついています。
デルフィニウムやヤツシロソウ、アルケミラモリス、ラムズイヤージギタリスと、庭は右も左も花盛りです。
北海道のガーデニングでは初夏に咲く宿根草が一番多いかもしれませんねぇ。よし、よし。
ポールズ・ヒマラヤン・ムスク
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こちらは、ポールズ・ヒマラヤン・ムスクのアップの写真です。
ランブラーローズはナチュラルガーデンには最適のバラ。
柔らかくしなる枝に小さな花がたくさんついて、満開になると息を呑む美しさです。
買って3年目の夏に初めて花を見た時は、感動しました。
以来、毎年愛らしい花を咲かせてくれています。
ガーデニングをしているとこういった感動がいっぱいあります。
シェードガーデン
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東側の庭を抜けると、庭の雰囲気はまた一変します。
幅2m足らずの通路ですが、ギボウシを中心に 在来種の植物で独特の雰囲気を‥。
春の時のような華やかさはありませんが、緑と白の落ち着いた感じが結構気に入っています。
写真の中央やや右辺りに、白いクリスマスローズの花がまだ咲いているのが分かります。
恐るべし、北海道のガーデニング。
コンテナで飾る
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通路を抜けた道路沿いのインターロッキングには、コンテナ栽培のバラや寄せ植えを飾っています。
手前のピンク色のバラは、ラベンダードリーム。
奥の黄色いバラが、ゴールデンボーダーです。
ガレージ前のわずかなガーデニングスペースですが、通りに面していることもあり少し派手めの演出にしてみました。
道行く人に「綺麗だねぇ。」なんて声をかけられちゃうと、「よ~し、ガーデニング頑張るぞ~!」って張り切ってしまうのでした。
花壇の拡張工事?
![](https://omasa.org/wp-content/uploads/2020/06/earlysummer05_02-750x564.jpg)
ガレージ横のミニ花壇、またまたわずかなガーデニングスペースです。
5年前に夫と二人で作りました。
インターロッキングをはがして、固められた砕石やコンクリートを砕き、L字型の土止めを使って作りました。
おまさはもっとお洒落な雰囲気にしたかったので、土止めをめぐってはちょっとしたバトルがありましたが、それも今になっては懐かしい庭づくりの思い出です。
アプローチ横の花壇
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同じくガレージ横の花壇です。
アングルを変えて見ると、こんな感じ。
シャラのライムグリーン、スモークツリーの銅葉色、シラタマミズキの美しい斑、アカエゾマツの深い緑、コンクリートを覆うナツヅタ。
木々の緑をベースに、ソフトな花色の草花が咲き乱れています。
この年はまだ淡いピンク色のバラ(ルデュテ)が目立っていますが、翌年にはこれをアナベルに替えました。
ガーデニングにお引越しはつきものです。
ホワイトガーデンに‥
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ホワイトガーデンに憧れて、白い花を集めました。
ここに写っているのは、白のジギタリス、ジャクリーヌ・デュプレ、マトリカリアなど。
後ろの斑入り葉は、斑入りミズキです。
マトリカリアは、バラとも相性がよく大好きな宿根草なのですが、ボリュームいっぱいに咲いていた花が終わると、急に寂しくなってしまいます。
何かいい方法は無いものかと、初夏の庭作りでは毎年頭を悩ませています。
ホワイトメイディランドとアラベラ
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続いては、白いバラのお話です。
ガーデニング初心者だった7年前に、ご近所の庭で一目惚れ。
「綺麗なバラですね。何というバラですか?」
「さあ、名前は分からないけど簡単に挿し木でつくから、どうぞ。」
そう言って、一枝分けて頂いたのがこのホワイト・メイディランドでした。
本当に丈夫なバラで、花つきも抜群。我が家の庭に無くてはならない大切な存在です。
手前の紫色の花は、クレマチスの仲間「アラベラ」です。
憧れのホワイトガーデンを目指して
![](https://omasa.org/wp-content/uploads/2020/06/earlysummer06_03-750x564.jpg)
これまたやはり、ガレージ横の花壇の様子です。
満開のホワイト・メイディランドがこの時期の主役ですね。
ルデュテに替えて植えたアナベルは、まだボリュームが出ていません。
でもバラが咲き終わった後は、ここのガーデニングコーナーを支えてくれるはずです。
頼りにしていますよ。
春にはユキヤナギが、白い小花を枝いっぱいに咲かせました。
シルバーリーフのシロタエギクやエリゲロンも縁の下の力持ち。
夢のホワイトガーデンに向かって、少しずつ改良中です。
セイヨウカンボク
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こちらは、玄関右横のガーデニングスペースです。
オオデマリに似た白い花は、セイヨウカンボクの花です。
洋書に載っていたその姿に憧れ、あれこれ探してやっと見つけたのが6年前。
あの時は嬉しかったなぁ‥。
以来毎年、我が家の庭に清楚な花を咲かせてくれています。
手前に茂る葉はナツヅタ。
打ちっぱなしのコンクリートを覆って、硬い雰囲気を和らげてますねぇ。
フタマタイチゲ
![](https://omasa.org/wp-content/uploads/2020/06/earlysummer07_02-750x564.jpg)
夫お手製の階段を上がると、最初に見えるのがこのガーデニングコーナーです。
中央の白い花はフタマタイチゲ、その左の黄色い小花はアルケミラモリスです。
アカエゾマツの下にある日陰の場所で、清楚で可憐な花を咲かせます。
知人の庭に咲くこの花に一目惚れ。
数年前に分けて頂きました。
大好きな宿根草の一つです。
イチゲと名がついていますが、夏に地上部が枯れることはありません。
初夏の夏にぴったりな、開花期間も長いおりこうさんの宿根草です。
オープンガーデン?
![](https://omasa.org/wp-content/uploads/2020/06/earlysummer07_03-750x564.jpg)
そっけないグレーのインターロッキングの上に、所狭しと鉢植えを並べました。
通りから見える場所を花で飾って、道行く人にも楽しんでいただけるようになっています。
これもガーデニングのひとつ。我が家の庭は、文字通り「オープンガーデン」です。
門も、塀もありません。
時々「夜になると鉢は片付けるのですか?」「鉢植えが取られる事は無いのですか?」という類の質問がありますが、答えは「いいえ。ありません。」です。
みんな、ありがとう!
忍耐のガーデニング
![](https://omasa.org/wp-content/uploads/2020/06/earlysummer08_01-750x564.jpg)
玄関付近のガーデニングの様子です。
緑で覆われた空間を作るのに、長い年数をかけました。
小さな苗だったナツヅタは、3年間は殆どフリーズ状態。
さらに待つこと数年。ご覧のようなツタに覆われた状態になるまでには、軽く6年はかかりました。
ガーデニングには時間が必要。
インスタントに慣れた時代には、簡単なことではないかもしれませんね。
では引き続き、盛夏の我が家のガーデニング風景もご覧いただければ幸いです!