多年草

ヤブラン

ヤブラン

学名

Liriope muscari(=L.platyphylla)

園芸分類

スズラン科(ユリ科) ヤブラン属

草丈

30~40cm

特徴

常緑の多年草。
林内の下草として、関東地方以西に自生する。
夏に細い花茎を立ち上げて、先端に小さな紫色の花をたくさんつける。
花は素朴で美しく、群植すると見事。
耐寒性、耐陰性に優れ、丈夫で育てやすい。

ヤブランの育て方

常緑だが、越冬後は葉が汚くなる。
新芽が出る前の早春に、思い切って株元から切り戻すと美しい葉色と草姿を保てる。
半日陰が適地だが、あまり日が当たらないと花つきが悪くなる。
逆に真夏の強光では葉焼けしてしまうので気をつける。
植え付けのとき、腐葉土などをすき込んでおくとその後の育ちがよい。
鉢植えでもよく育つ。

半日陰で元気に育つ

開花直前の様子

鉢植えで3年目の株