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アネモネ バージニアナ
学名
Anemone Virgiiniana
園芸分類
キンポウゲ科 アネモネ属
草丈
40~60cm
特徴
春咲きシュウメイギクの名前で流通していることもあるようです。
北米原産で、暑さ寒さに強い丈夫な宿根草です。
直立する茎が長く伸び、先端に緑がかった白い花を咲かせます。
正確にはこれは花弁状のガク片で、花びらは存在しません。
開花期は初夏から夏にかけて。寒冷地では、夏の間咲き続けます。
花後、特徴のある大きな緑色の実ができ、切り花やドライフラワーとしても利用されます。
アネモネの仲間は数が多く、外観が似通っていて紛らわしいのですが、この大きな緑の実と、先端の尖った隙間のある花(ガク片)が識別の手掛かりになります。
葉には深い切れ込みが入り3分裂します。
野趣に富んだ草姿で、落ち着いた和風の庭やナチュラルガーデンに向きます。
アネモネ バージニアナの育て方
寒冷地では日当たりから明るい半日陰、暖地では午前中日が当たり午後から半日陰になるような所が理想的な植え場所です。寒さにも暑さにも強い宿根草ですが、暖地での夏の強光は避けた方が無難です。ただし、日照不足になると花つきが悪くなるので注意しましょう。
根は高温や過湿、乾燥に弱いので、植えつけ時に腐葉土や堆肥を鋤き込んで、水もち水はけのよい土作りを心がけます。株元にマルチングをするのも良いでしょう。
肥料は春と秋に必要に応じて施し、夏場は避けます。
こぼれ種や株分けで増やすことができます。
花後できる大きな実
細長い茎の先端に咲く花
白い花に映える、ライムグリーンのしべ
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