1999年の春、新築を契機にガーデニングを始めました。
たまに草むしりをする程度のガーデニング経験しかないおまさに庭づくりなんてできるのか大いに不安でしたが、夫の「余分なお金はない。」の一言で、ゼロから自分で庭作りをすることを決心。
しかし‥やると決めたものの、いったい何をどうすればいいのか‥。草ぼうぼうの荒地の中に立ち尽くすおまさなのでありました。
とりあえず外で作業ができない冬の間に、ガーデニングのノウハウをひたすら読みあさりました。
本を読むうちに庭の日当たり、土の状態、風通しなどの下調べが大切なことが分かってきました。
いきなり好みの花を選んで植えれば済むわけじゃないんだなぁ。地味な作業が大事ってことだ。なるほどね。
「イスやテーブルを置く場所、パーゴラやアーチなどの構造物はどうするか?」外でお茶はしたいなぁ。
でも、何処に作ろう?素材はレンガかな?
ガーデニングの本を読んでいるうちに段々アイデアが浮かぶようになってきて、早く庭に出て試したくて仕方がありません。
一日中、頭の中はガーデニングのことでいっぱいでした。
待ちわびた春の訪れ。経験はゼロでも情熱は半端じゃない。
ワクワクしながら始めた庭づくりです。ボロボロの図面を持って朝早くから夕方まで庭に出ずっぱり‥。スコップ片手に走り回る毎日でした。
が‥そうです。ご想像通り。そんなにわか勉強で上手くいくはずがありません。こんなはずじゃなかったと、半べそをかきながら植え替えにつぐ植え替え。やり直しの連続でした。
それでも庭づくりが続いたのは、もうすっかりガーデニングの魅力に虜になっていたからでしょうね。
ガーデニングを始めて8年の月日が経ちました。
未だ完成とは言い難い庭ではありますが、この辺りで一区切り。
夫が撮りためた写真と共に、我が家の庭を記録に残すことにしました。
今まで育ててきたバラや宿根草、樹木の私家版図鑑、恵み野と北海道の風景、オープンガーデンの紹介などもまとめてみました。
ガーデニングだけでなく、パソコンも全くのド素人のおまさ。娘と、娘の友人O君の助けなしには、100年経ってもここまでたどり着けなかったでしょう。
夫が大好きだった北海道の風景や、我が家の庭の植物たち‥夫が想いを込めて撮ってくれた写真を、形にして残したいという気持ちで作ったホームページです。
このホームページが見ていただく方に、少しでもお役に立つことがあれば、幸せです。