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ツリバナ
学名
Euonymus oxyphyllus
植物分類
ニシキギ科 ニシキギ属
園芸分類
落葉小高木
特徴
北海道から九州の山地に生え、朝鮮半島、中国、南千島に分布する。
樹高3~5m。枝は丸く、株立ちになる。葉は長楕円形から卵形で長さ5~10cm、細かい鋸歯がある。
初夏に長い柄のある集散花序を下向きにつける。
花は直径5mm程度で、紫色を帯びた白緑色。
花後できる果実は、秋に割れて中から真っ赤な種子がのぞいて美しい。
秋の紅葉もよい。
繊細な雰囲気のある雑木で、ナチュラルガーデンに向く。
ツリバナの育て方
日当たりから半日陰の水はけのよい場所に植える。
ただし、秋の紅葉は日向で育てた方が美しい。
肥沃な土壌を好むので、植え付け時にあらかじめ腐葉土や完熟堆肥をすき込んでおくとよい。
無剪定でも美しい樹形になるので、剪定は徒長枝や込み合った枝を落とす程度とする。
あまり強い剪定をすると花つきが悪くなるので注意する。剪定は休眠期に。
毛虫がつきやすいので、葉の食害を見つけたら早めに捕殺する。
割れた実から種が覗く
10月上旬、支笏湖畔で撮影
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