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ヤブデマリ
学名
Viburnum plicatum Thunberg f. tomentsum
植物分類
スイカズラ科 ガマズミ属
園芸分類
落葉低木
特徴
樹高2~5m。
本州から九州、および朝鮮半島、中国に分布する。
山地の谷間などの、湿った日当たりのよい場所に生える。
枝は水平に伸び、楕円形から円形の葉が対生する。
葉はやや厚みがあり、葉脈が目立つ。
晩春から初夏にかけ散房花序をつくり、小花を多数咲かせる。
散房花序を取り囲むように、美しい白い装飾花がつく。
果実は、晩夏から秋に赤く熟し、次第に黒くなる。
ヤブデマリの育て方
日当たりから半日陰の、湿り気のある場所に植える。
乾き過ぎないように、あらかじめ腐葉土や完熟堆肥などをすき込み、水持ちをよくしておくとよい。
株元をマルチングするのも効果的。
剪定は、古くなって花つきの悪くなった枝を早春に根元から切り取る程度でよい。
樹形の乱れが気になる場合は、花後に軽い剪定を行うか、休眠期に強く伸びた枝を落とす。
サンゴジュハムシの食害を受けることがあるので、注意する。
挿木で、簡単に殖やすことができる。
人目をひく装飾花
花弁に似た、4枚の総包片
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