用語集

油かすとは|ガーデニング用語集

目次

油かす

読み方:あぶらかす

油かすとは、タネや大豆、アブラナなどの農作物から油を搾り取ったあとの残りかすのこと。
遅効性の有機質肥料として用いられる。
油かす単体では主に葉の育成を促進するが、チッソが多いので花つきが悪くなりやすく、カビが発生し植物の育成の妨げになることがある。
よって、ガーデニングをする際には多用は禁物。
種や苗を植えつける際には、2~3週間前に土に混ぜ込んでおく。
油かすを施用した直後に種を撒くと、発芽障害や活着障害を起こす場合がある。
土壌混入用の粉末のものと置き肥用の固形のものがある。
固形の油かすを育成初期に使用し、カビの発生とともに撤去するとよい。