四季の庭

【北海道】冬の庭づくり

モノトーンの世界

ガーデニング大好きなおまさにはつらい季節がやってきました。
空が灰色になり、次々と降り続く雪に周りの景色は一変します。
白と黒のモノトーンの世界は、静寂を呼び込みます。
暖地育ちのおまさにとって、北国の冬は驚きと感動の連続でした。
庭に降り積もる雪を、飽きることなく眺めたものです。
‥そう、冬のシーズンの前半までは‥。

生クリームのような雪


雪が降った後、青空が出てきました。庭全体に降り積もった雪は、まるで泡立てた生クリームを塗ったようです。
ガーデニングまっさかりの華やかな庭と同じ場所とは思えません。
まだ、冬は始まったばかりです。これから雪の量はどんどん増えてきます。
植物を、寒さや吹き付ける風から守ってくれる雪。
でも、どうぞお手柔らかにね。

落雪


積雪量が増えてきました。
屋根からの落雪で、その下には雪が山積になります。
出窓の近くに植えられたバラやラベンダーは、すっかり雪の中に埋もれてしまいました。
屋根の雪は、重く湿った雪です。いい加減な冬囲いでは通用しません。
冬囲いの支柱を差し込む手にも、毎年力が入ります。
遅く降る雪に備えて、バラとラベンダーの囲いだけは、毎年4月下旬まで暫くそのままです。

窓の外

こちらは、キッチンの窓から見た様子です。
スッポリと雪で埋もれてしまった庭。隣家の物置もあと少しで見えなくなってしまいそうです。
この日の窓の外は、どこもこんな具合でした。よく降ったなぁ‥と感心するばかりです。
雪で窓が傷むのではと心配したこともありましたが、北国の家は丈夫にできていてビクともしません。
部屋の中もポカポカです。
もしかしたら、冬の室温は北海道が一番暖かいのかもしれません。

ドカ雪


西側から見た庭の様子です。2.5m近くあるアーチが、かなり雪に埋もれてしまいました。
この調子だと今年の雪解けは、かなり遅くなってしまいそうですね。ショックです。
2月も下旬に差し掛かると、そろそろ春への想いが膨らんできます。
11月に冬囲いを済ませて以来4ヶ月近く、家に閉じこもる毎日でした。
ガーデニングの虫の血が騒ぎます。
仕方ない‥出窓を使って、種まきでもするとしますか。

雪解け


日中の気温が高くなると、木の枝に積もった雪が解けてツララができます。
なかなか、綺麗でしょう。日の光が反射すると、まさにダイヤモンドの輝きですよ。
それはともかく、徐々に日が長くなり寒さが緩んでくると、omasa は落ち着きを全くなくしてしまいます。
春はまだまだ先の話と思いつつも、庭の準備にあれこれ思いをめぐらせ家事も上の空。
何ヶ月も家に閉じ込められていた分、このガーデニングへの熱い気持ちは抑えられないのです~!