飛べない鳥
飛べない鳥が飛べる鳥を見上げて 下を歩くのはごめんだ
人生に曇りの日が増える
私は自分の人生を晴らしたい
曇り空を晴らしたい
私は 私の人生を生きる
これはNHK 朝の連続テレビ小説 「 半分、青い 」に出てくる
ヒロインの台詞です
主人公の漫画家が自分の才能に見切りをつけ
漫画家を辞める決心を 師にぶつける場面での発言です
これを聞いた朝は 重い気持ちになりました
マガン
今まで 何度となく飛べない鳥を見てきました
水際をよたよたと歩き 頭上を飛ぶ仲間を見上げ
傷ついた羽を羽ばたかせ 寂しげに鳴く姿は
とても哀れで 悲しくて‥
でも 傷ついた羽の鳥が不恰好に歩く姿を
みっともないとか かっこ悪いと 思ったことは一度もありません
飛べないヒシクイ ( 撮影地 / ウトナイ湖 )
写真の飛べないヒシクイは 湖を泳ぎ 川を下り
北国の厳しい冬を何度も切りぬけてきました
自分になにが向いているかは やってみないとわかりません
挑戦して あぁ これは自分には不向きなことだったと気付き
方向転換を図ることが賢明な場合だってあるでしょう
でもそこに留まって 一歩一歩進む道にも
また大きな意味と意義があると思うんです
がんばっていれば きっと良いことがある
飛べなくても 不恰好でも
しっかりと地面を見て歩いて行ける人でいたいって思います
ついでながら ドラマの方でも
新しい展開がありました
翼は折れたかもしれない でも明日へ飛ぼうと思う
( NHK 朝の連続テレビ小説 「 半分、青い 」より 詩の一部を抜粋 )
そうか そうか そうきたか
さすが 北川悦吏子さんだ
おまけ
あたし ズンドコベロンチョ と あの詩が好きなんです
コメント
katananke05 at 2018年7月10日 10:02
『半分 青い」 は 夫も私も 楽しみに見ていて
今朝の会話も さすが 北川悦吏子さん 脚本と 感心した
ウィットにとんだ ものでした〜
ズンドコベロンチョは 知らなかったけど
「さわらちゃん 何やねん」と突っ込む前に 我慢できず
しらべてしもた〜
わけわからんけど 知ったかぶりして 使う、、という
北川さんの 『世にも不思議な物語」に出てきた
言葉なのね、、
別に『アッチョンブリケ」 でも いい 何でも意味不明で良い、、という言葉〜
今回とくに 主演の 永野さんの 感性豊かな 表情が
わたしは とってもすきで、、
毎朝 楽しみです〜
おまさ at 2018年7月10日 17:27
katananke05 様
「ズンドコベロンチョ」の説明をありがとう
昔ね 草刈正雄主演(世にも奇妙な物語)で放送されてね
それはそれは面白くて お腹を抱えて笑ったんだけど
数年前のリメーク版は 今ひとつだったな‥
手直しで作風が変わったのか 俳優さんの違いなのか 期待度が高すぎたのか‥
ともかく草刈正雄がその役にぴったりでね
あ~思い出すだけで 笑えてくる
あれは名作よ
結局最後まで「ズンドコベロンチョ」の意味はわからないままで
ベッドに入ってからも どういう意味だったんだろう
って なかなか寝つかれなかったのを覚えてる
もちろん 最初っから意味なんてないんだけどね
北川悦吏子さん いいですよね
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