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花咲か日記

2018年6月 1日

思わぬ出会い


最初は 「 へぇ この辺り(岩見沢)にもきれいな菜の花畑があるんだな 」
そのくらいにしか思っていなかったんです


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でも あまりにも菜の花の黄色が鮮やかで
あまりにも空が青いから
通り過ぎることができなかった

旅の道草 それもありかな


車を降りた途端 むせ返るような菜の花の香りに包まれ
一気に日常が遠のいていく気がしました



路肩から 花畑を撮っていたら
一人の男性が ゆっくりこちらに近づいて来るのが見えました

マズイ
写真 ダメだったかな‥

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豆粒だった男性が近づくにつれ
顔がこわばるのが自分でもわかりました

誠心誠意 謝ろう


30m ほどまで近づいたとき
男性が片手に何かを持っているのに気がつきました

あれは なんだろう?

 
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と 次の瞬間 写真仲間が男性に
無断で写真を撮ったことを詫びる声が聞こえてきました
( しまった 先を越されてしまった)

男性は 笑いながら
「 いえいえ どうぞどうぞ」 と言い 手に持っていたものを
写真仲間に手渡しました

それは蜜のたっぷり詰まった 美しい蜂の巣でした

男性は 何処の誰ともわからない私達に
採れたての蜂蜜をご馳走してくれたのです

へっ 叱られるんじゃなかったんだ

まさかまさかの展開に 驚くやら 感激するやら

こんなことって あるんですね



菜の花畑の中で 滴り落ちる蜂蜜を舐めました
とろりとした蜜は透明に近く
市販のそれとは まったく別物の味がしました 

美味しい
今まで食べたどの蜂蜜より美味しい


持ち上げた蜂の巣の向こうに 真っ青な空が広がっていました
甘い甘い菜の花の香りがしました


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蜂蜜をご馳走してくださったのは
北広島に直売店のある 荒井養蜂場のみなさん

1939年創業というから 養蜂を始めて もう80年近くになるんですね

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作業はご家族総出で

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冬の間は蜂の越冬のため 鹿児島で過ごすのだそうです
トラックでの大移動

春から晩秋までは北海道
冬は鹿児島

なんだか すごい

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養蜂家のみなさんのご親切 忘れません
ほんとうにありがとうございました

直売店に必ず伺いますから (笑)




コメント

あ~~良かったですね~❗️
前に開拓の村でも、思いがけず
甘酒をご馳走してもらって
いませんでしたか❓
(私の記憶が確かであれば・・・)
取れたての透明な蜂蜜は、
格別でしょうね~。(*^^*)
綺麗な景色と
優しい人との出会いは、
日頃の行いのご褒美なのではないですか?

春から晩秋までは、北海道で
冬は鹿児島。
という生活は、ご苦労も多いとは思いますが、
ロマンを感じてしまいます。
本当にすごいです。


ここよこ様

はい 美味しい七草粥をいただきました
なぜか食べ物に縁のある私です(笑)
むせかえるような甘い菜の花畑の中で
蜂の巣から滴り落ちる はちみつを舐める
なかなかできない体験をさせて貰って
ほんとうに感謝しています
幸運でした

地道な   人との接がgすくない お仕事を 眼に留めてくれたことも
嬉しかったのでは?
北海道から 鹿児島までとは、、
蜂蜜がたかい はずです〜
納得〜

ハニーカム,,
取れ立ての味は 格別でしょうね〜
オーストライアからかってきたのが
まだ冷蔵庫にあるけど 賞味期限あるのでしょうね〜
こわ〜

katananke05 様

お仕事中にお邪魔をして 申しわけなかったんだけど
営業担当(広報?)の方が 親切に対応してくれました
この青年が 超イケメンで 私 久々に緊張しました(笑)
とれたての蜜の味 最高でしたよ
まさか こんな体験ができるなんてね

蜂蜜 常温でも大丈夫じゃなかったっけ?
やっぱ 冷蔵庫の方が安心か ^^

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