渡り鳥
繁殖地のシベリアからやって来たマガンの群れは、北海道にあるいくつかの中継地で羽を休めた後
越冬地である本州へ渡って行きます。
中継地として有名な場所には、宮島沼(美唄市)やウトナイ湖(苫小牧市)などがありますが、
千歳市と長沼町の境にある長都沼にも毎年立ち寄ってくれます。
あずまやの2Fから見たマガンの群れ
沼にはマガンの他にも、ヒシクイやハクチョウが大群でやって来ます。
ただ、日中は採餌のため沼を離れて周辺の田畑へ出かけていることが多く
何時間待っても現れないということも度々です。
この日は3時間ほど沼に居ましたが、あずまやから確認できたのは
マガモやオナガガモなどのカモ類とわずかのヒシクイ、それに空中を行き来するマガンだけで
ハクチョウの姿はほとんど見ることができませんでした。
沼から離れること4~5 Km と言ったところでしょうか。
刈り取りの終わったコーン畑で、多数のオオハクチョウの群れを見つけました。
うわぁ~、こっちにやって来たぁ!
綺麗だなぁ‥
優雅だなぁ‥
まるで空から降って来るみたい‥
日の暮れるのは早くて、午後3時前でもこの通りです。
私はもう戻るね。
いっぱい食べて、ゆっくり休んで長旅に備えるんだよ。
それと、チビは迷子にならないように。
お母さんのそばを離れちゃダメだからね‥。
おまけ
コメント
カタナンケ at 2012年11月12日 17:32
雪の降るようなさむいところでないと生きて行けない、、というのが 不思議、、 わたしにとってはね、、
えさをとるのも大変なのにね、、
オオハクチョウの写真 音がないところを 飛んでいるみたい、、きれいね〜
その優雅さにくらべ 直地 体勢の 踏ん張っているあんよが かわゆいね〜 (^^)
おまさ at 2012年11月12日 19:51
カタナンケ様
北海道で越冬することは難しいので、殆どのハクチョウは本州へ渡って行きます。
迷子になったりケガをして飛べないものが残りますが、
全面結氷してしまう湖沼で生き残ることはとても難しい‥。
長都沼では無理かな。
支笏湖にいるケガをした数羽のハクチョウ達は、
凍らない美々川を頼りに逞しく生きているようですよ。偉いね。
着地体勢に入った姿、可愛いですよね~。
コメントする