秋の匂いがする
ふわふわとしたやわらかな葉の上に、ちょこんと顔を出したコスモスの花。風に身を任せ、ゆ~らゆら。
細く頼りなげな茎なのに折れないでいるのは、風に抗わずにいるからなのでしょうか。
残暑と呼ぶには暑すぎる夏もそろそろ終わりにさしかかったのか、このところ部屋に入ってくる風がひんやりとしてきました。
庭のバラの花が、心なしか濃く見えます。秋色のバラです。
(右)ブラザー
カドフィール
(左)グラミス
キャッスル
(右)ブラッシュ
ノアゼット
(左下)セダム オータムジョイ (右下)アナファイス トリプリネルウィス
Sedum spectabile 'Autum Joy' Anaphalis triplinervis
ベンケイソウ科 マンネングサ属 キク科 ヤマハハコ属
いよいよオータムジョイの開花が始まりました。
蕾が出来始めた頃、蜘蛛の巣のような糸が葉や蕾のあちこちを覆っているのを見つけました。
あっ、まずい!
またやってしまったぁ。
案の定、糸の中には害虫がうじゃうじゃ‥。 ひぇ~、気持ち悪い~。
慌ててオルトラン水和液を シュッシュッシュッ!今年はもう花が咲かないかもしれないと心配しましたが、見事復活。セダム、強い子だなぁ。
殺虫剤を使うときは、いつも心が痛みます。見つかったと分かった虫はじっとして死んだ真似をしたり、糸を出して逃げたり、丸くなったり、みんな必死です。
それを見ちゃうと、すぐには手が出せなくなってしまいます。
「生きるために食べる」というのなら、あまり心が痛まないんですけれどね。
バッタ類は行動範囲も広く食欲も旺盛。
ホントは庭に来ないで欲しいのだけれど、こうして見るとけっこうかわいいですね。
アゲハチョウの幼虫は、毎年ブルーリーフルーにやって来ます。
今年は幼虫が現れず ルーはすくすくと育っていたのだけれど、ここに来てやられちゃいました。
あっという間に茎だけです。
それでもなんとなく補殺できなくて 見逃してやることにしたら‥予想通り何処かへ移動。
そりゃそうですよね。食べる葉がなくなっちゃえば、別の場所へ移るのは当然です。
でも決めたんです。例え葉が穴だらけになろうとも、このアゲハ達だけは大空に羽ばたかせてやろうって。
ただ、残り少ない夏。無事に羽化できるかどうかは疑問ですけれど‥。
涼しい日を選んで、さわらを庭に出してやりました。
至近距離で小さな虫を見つめる さわら。
あっ、ビビってる。
かっこ悪いぞ、さわら~。
気持ちのよい風が、通り抜けて行きます。
なんだか、秋の匂いがするね。
おまえもそう思うでしょ?
コメント
カタナンケ at 2012年9月 6日 20:24
日中はまだまだ ぎらぎらの日差しだけど
夜は虫の声がうるさく すずしくなりました、、
でも まだ昼間の庭仕事は やる気になりません、、
水やりが精一杯〜
セージのいろが濃くなり
さるすべりが はらはらと はなびらを
散らし出しました〜
しまお at 2012年9月 6日 23:19
寒いさむいと嘆いていた道東も8月中旬から夏らしくなってくれました。 長女が小学生になって習い事の送り迎え等も増え、庭に裂く時間がとれなくなり、思い切って大改造計画中!!! 来年はどうなる事やら・・・ さわらちゃんノーリード? 逃げなくなった? 女の子だし変なおじさんいるから気をつけて(笑)!
カタナンケ at 2012年9月 7日 11:47
↑ ほんとに ノーリードで平気なのね、、
うちの まあ では考えられないけど 雄だったからかしら、、
3年に一度の作品展がおわり ほっとしてます、、
パソコンは新規投稿だめだけど息子に 送り
のせてもらいました、、私の作品
ちぃ〜と みて ちょ〜
おまさ at 2012年9月 8日 09:56
カタナンケ様
関東でも夜は、涼しくなりましたか。
それはよかった。^^
熱帯夜が続くのはキツイですものね。
こちらは朝の最低気温が、13℃台にまで下がってきました。
涼しいを通り越して、ちょっと肌寒いくらいです。
それでも日中は27℃前後まで気温が上がります。
庭仕事は早朝、ささっとすませていま~す。
おまさ at 2012年9月 8日 10:01
しまお様
なんとなく道東の気温が気になって、天気予報を見る時はいつもチェックしてしまいます。
最高気温が23℃かと思うと 翌日は28℃だったりして、「大変そうだなぁ‥」と思っていました。
庭の大改造計画、楽しそう。
なんだかこちらまで、わくわくしてきます。
変なおじさん? あはは‥気を付けます。^^
おまさ at 2012年9月 8日 10:05
カタナンケ様
お疲れ様でした!
ブログ、拝見しました。
いつもながらの素晴らしい作品に、感動しました。
PC 、早く更新できるようになるといいですね。
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