寒凪
風もなくよく晴れた日
穏やかな海面に映し出された 建物と青空の中を泳ぐ
2羽のシノリガモ。
まるで印象派の絵画を見ているようでした。
凪の海を楽しんでいるかのような泳ぎっぷりを見ていると、
こちらまで幸せな気持ちになります。
すごい、すごい。
こちらのシノリガモは、巻貝を とっています。
のんびり
まったり‥。
このヒメウは、大きな魚を捕えましたが
虎視眈々と獲物を狙うセグロカモメに
餌を横取りされてしまいました。
トップン トップンと楽しげに海に潜っているのは、ウミアイサです。
赤い目とツンツンのヘアースタイルがトレードマーク。
普段臆病なウミアイサですが、穏やかな海に気をよくしたのでしょうか。
この日は、かなり近くまで寄ってきてくれました。
寒凪の海の色は、深くて美しくて‥。
眺めているだけで、静かな心持ちにしてくれます。
私は、忙しさが苦手です。
当たり前の毎日を、丁寧に大切に‥。
穏やかな冬の日本海を眺めながら、なんとなくそう思いました。
コメント
カタナンケ at 2012年1月22日 11:32
海鳥たちの 激しい冬のなかの 一瞬の穏やかな時間〜
めずらしい獲物をとらえた ショットは
撮影した おまささんの粘り強いなが〜い時間が
あってこそでしょうね、、
凍てつく空気の中 どのくらい ここにいらしたのかしら、、
ウミアイサは 今の若者のはやりの カット
知ってるのね、、 おっされ〜
おまさ at 2012年1月22日 13:01
カタナンケ様
寒い日に外で鳥を待つには忍耐が必要ですが、
穏やかな天気の日の鳥見は楽しくて時間を忘れます。
この日外に居た時間、どれくらいだったかなぁ‥。
ウミアイサのヘアースタイルは、何度見ても飽きません。
ギターやベースを持たせてみたくなっちゃいます。^^
茜ちゃん at 2012年1月22日 17:23
小樽ですか。懐かしいですね。住んだことはありませんですが、遠足でよく札幌から歩かされまました 古い話ですがフランク永井の唄が昔は遣りました。
ところで「鳥が巻き貝を食べている」・・・なんと言う巻貝でしょうかね?・・ 興味津々! 貝の初学者としては、想像できません。
奄美の海ならいざしらず、北の海に鳥が泳ぐ・・鳥は強いね・・見ているだけで風邪を引きそうですが。
・・序に追伸・・
例の<蝶さん>の送付はご他界遊ばされてからです。 生きたまま北海道にはとても生理的に無理です。でも、無理強いはしませんので、気にせずに。
おまさ at 2012年1月23日 10:15
茜ちゃん様
シノリガモの主な餌は、貝類、甲殻類、魚、ウニなどだそうです。
人からみれば 北国の冬の海は寒くて とても良い環境とは思えませんが、
シベリアなどから渡ってくる冬鳥が少なくないんですよ。
鳥は逞しいですね。
蝶の件、もちろん生きたままとは思っておりませんでした。
せっかくのご好意を申し訳ありません。
ノリーナ at 2012年1月24日 23:52
お久しぶりです。いつも素晴らしいカメラワークと感心していましたが”窓霜”(ちょっと遅れましたが、、)は大感動です!美しい~~自然のなせる芸術は本当に美しいけれどそれをさらに高めて魅せる技も素晴らしいと思いました。除雪車?の時のさわらちゃんの顔も何度も除いて笑っています。飽きないんだなぁ。。これからも楽しみにしていますね。
おまさ at 2012年1月25日 03:56
ノリーナ様
お久しぶりです!
窓霜、気に入って下さいましたか?
自然の造形美には、いつも驚かされています。
あの時のさわらの顔は、私も大好きです。
何度も見てくださって ありがとうございます。
ぺこり、ぺこり!
ひここ at 2012年1月25日 11:40
寒凪ですかー。
一枚ずつじーっと眺めている内に、私の五感が様々な物を吸収して、
実際にその場に座り、潮の臭いを感じ、厳寒の中にも暖かな太陽の
日差しを背に頂き、潮の間の鳥たちの動きを目で追い、空と海の
青さに身を横たえ、この身が同化していく様な極上の幸せ感を
味わいました。
おまささんの写真は不思議です。
今壁紙にしているさわらちゃんの写真をこの青に変えようか悩んで
います。(ニコ)
おまさ at 2012年1月25日 14:09
ひここ様
私も同じ心持ちで青い海を見ていました。
まるで自分が自然の一部になったような感覚‥。
とても贅沢な時間でした。
その時の感動が写真に写っているのだとしたら、
とても嬉しいことです。
いつもありがとうございます。
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